Drosera

 

 

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 adelae

 anglica 

 binata

 burmanii

 capensis

 cistiflora

 collina

 cuculata

 curviscapa

 dielsiana

 erythrorhiza

 filiformis


 hilaris 

 indica

 × hybrida

 leucoblasta

 longiscapa

 lowriei


 macrantha

 macrophylla

 major 

 mannii 

 neocaledonica

 nitidula

 peltata 

 prolifera

 pulchella

 regia

 roslata

 rotundifolia

 rotundifolia×intermedia

 scorpioides

 serpens

 spatulata

 stolonifera

 sp. Borneo

 sp. Magaliesburg


 tokaiensis

 whittakeri 

 

 

属名;Drosera(属名のDroseraはラテン語で「露」の意味から由来します。)、モウセンゴケ科。

花期;種類によってさまざま。

栽培方法;[Pygmy Drosera]はこちら

 

〜豆知識〜

〜自生地のようす〜
和名でDrosera属をモウセンゴケ属と呼びます。世界中に約150種類が自生し、その半数以上がオーストラリア大陸(特に西部)に自生し、日本国内にも6種1交雑種の自生が知られています。

モウセンゴケ=D.rotundifolia
コモウセンゴケ=
D.supatulata
サジバモウセンゴケ=
D.anglica × D.rotundifolia
トウカイコモウセンゴケ=
D.tokaiensis
ナガバノモウセンゴケ=
D.anglica
ナガバノイシモチソウ=
D.indica
イシモチソウ=
D.peltata

また、国内では貧栄養素の湿地や湧水地、休耕田で観察することができます。コモウセンゴケとイシモチソウはやや乾燥した原野で、モウセンゴケは湿った原野に自生します。近年、湿地開発や遷移の進行、園芸用採種によりモウセンゴケの自生地の数が減ってきています。

〜草体の構造〜
モウセンゴケの捕虫葉に生える触毛は3種類に分けることが出来ます。葉身のふちに並ぶ最も長い腺毛を外縁触毛、そのすぐ内側にあるやや短い腺毛を外表触毛、さらその内側から中央部分の腺毛を中央触毛と呼びます。また、3種の蝕毛は刺激に対してそれぞれ違った反応をします。

外縁蝕毛=捕虫葉の中央に向かって早く屈曲します(傾動運動)
中央蝕毛=刺激点に向かってゆっくり屈曲します(屈動運動)
外表蝕毛=上2つの蝕毛の動きを合わせた運動を行います。

獲物がモウセンゴケの粘液に触れてしまうと体が粘りつけられてしまい、逃げようともがくと捕虫葉に刺激が伝わり上記の蝕毛の運動によって獲物は捕獲されてしまいます。その後、消化が始まります。

〜消化・吸収〜
獲物が捕らえられると蝕毛には刺激が加わり消化液が分泌されます。消化液にはプロテアーゼ、各種フォスファターゼ、エステラーゼが含まれ、捕虫された虫の体に浸透してらい役や筋肉を分解します。消化された分解産物は蝕毛の頭部や葉身から吸収されれ、モウセンゴケの栄養となります。

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