Nepenthes

 


Nepenthes veichii 'Bau'

Nepenthes raffresiana 'nivea マルディ産'


 

a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z Hybrid

 alata

 ampullaria

 bicalcarata


 


 khasiana

 merrilliana

 mirabilis

 rafflesiana


 truncata

 veitchii


 Mixta

 (northiana × veitchii) × Tivey

 ventricosa x rafflesiana

 

 


属名;Nepenthes(属名Nepenthesは麻薬入りの酒の名(つぼの中の分泌液のこと)より由来します。)、ウツボカズラ科。

花期;不定期

栽培方法;こちら

〜豆知識〜

〜自生地のようす〜 
 和名はウツボガズラ。東南アジアを中心に東はオーストラリア北東端、ニューカレドニア、西はスリランカ、セイシェル、マダガスカルに約80種が分布しています。熱帯雨林の周辺部に自生するが、平地の道路脇、海岸近くまで分布する種もあります。また垂直分布も海抜0〜3000mにおよび広い分布を示します。また、ウツボカズラの特異な分布が大陸移動説の裏づけにもなっております。

〜草体の構造〜
 ウツボカズラの捕虫袋は二型性であって、根元に近い袋はずんぐりとして模様も鮮やかで観賞価値が高いが、茎の上部で作られる袋は色彩も乏しく、形も尻すぼみな感じになります(上袋の観賞価値が高いものもありますが)(^^;。ウツボカズラの茎は円柱状で真っすぐに伸びます。葉の先端から中肋がのびてつる状になって樹木にからみついて支えを確保します。つるの先端は膨らんで、やがて捕虫袋になります。捕虫袋の口にはかぶさるようにふたがついており、裏側から蜜が出て獲物を誘います。
 

〜消化・吸収〜
 エリまでたどり着いた獲物は蜜を舐めている間、誤ってエリで滑って袋の中に落ち込みます。捕虫袋の内側はロウ質で滑りやすくなっており、獲物が落ちると這い上がれません。こうして獲物は中の消化液に溺れて死んでしまいます。なかでも袋のふたが開いて数日の捕虫袋は、強酸性の水液となります。消化・吸収はアミノペプチダーゼやジペプチダーゼ、エンドペプチダーゼ(詳しいことは分かりません)を分泌して、獲物を消化・吸収していきます。捕虫袋が古くなると消化酵素は分泌せず、あとは細菌が主体となって消化を行います。

 

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