Nepenthes bicalcarata

 


捕虫袋(Nenepthes bicalcarata「Red」)

 


購入後1年経過


原産地ボルネオ。

コメント
本種はふたの奥部に2本の牙が生えているのが特徴的で、自生地で生息する小動物に捕虫袋の獲物を横取りされるのを防ぐためという説や、牙の先端に蜜が滴り、獲物(アリなど)が牙の先端部に集まり捕虫袋へ落ちる役目など諸説がある。自生地ではピートモスが堆積した湿地で生育して、かなり巨大化する。袋は堅く長持ちする。捕虫袋付近の蔓の中は空洞になって自生地ではアリの巣になるといわれている。栽培には冬最低16℃以上の高温が必要となる。
(追記)
Red typeを入手したが、名前に恥じない上品な赤色をしている。日差しはほとんど当たらない温室下部に置いている。葉長20cmは超えてきたが、自生地の1mには程遠い。小型温室では無理と思われるが、できるだけ大株化を狙っている。

 

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