我が家のDrosophyllumの播種方法

 

ドロソフィルムの播種方法について詳しく説明してみようと思います。ドロソフィルムの種子はそのまま蒔けばなかなか発芽せず、ある程度工夫が必要となります。特にドロソフィルムの種子の寿命は数年あるようで、手元に種子がある方は播種をしてみてはいかがでしょうか?

種子の入手
種子はJCPSのシードバンク、愛好家集会等で入手出来ます。種子はゴマ状で黒色をしています。種子は新鮮な種子であればそのまま蒔いても発芽するようで、こぼれ種で発芽したものもあります。しかし、一般に入手する種子はある程度(数週間〜数ヶ月)時間が経っています。

以下の手順を参考に種子を蒔いてみてください。


@種子の一部を削り、一晩水に漬ける。


A用土は中粒鹿沼土、ピートモスを使用する。 


Bおおよそ鹿沼土:ピートモスを3:1の割り合いで混ぜる。


C用土をポットの八分まで入れ、種子を置く、向きはどちら
でも構わない(赤い印の所に種子があります)。


D小粒の鹿沼土を5〜10mm覆土する、底面給水させる。


E一ヶ月もすると発芽が揃う。

この播種は2007年4月下旬に行ったものです、発芽率は約80〜90%と驚かされます。

 

ここがコツ!
種子を削る時は、削りすぎに注意します。爪きりや紙やすりで皮を削りますが、種子の中身が0.5〜1mm程度見える程度で十分です。水に漬けてしばらくすると中身が白っぽくなります。

 

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