Roridula gorgonias

 


2005年夏 小苗ながら捕虫は盛ん

 


*2006.12.17 虫が花に訪れる

 


*2006.12.17 初開花(暖帯温室内にて)

 


*2006.12.17 2株そろって初開花

*はクリックすると拡大画像が見られます。



2017年4月

2017年6月

上の画像もクリックすると拡大画像が見られます。


学名;Roridula gorgonias、和名はムシトリノキ、ロリデュラ科に分類される。

花期; 初冬、初夏

栽培方法;こちら

〜豆知識〜

〜自生地のようす〜

 南アフリカ原産。本科は2種類あり、dentatagorgoniasです。dentataの自生地は標高600mであり、夏期は涼しい気候であると思われる。土壌はケイ砂が主で湿り気があります。一方gorgoniasは標高300mの山の斜面で自生しており、土壌はかなり湿っているようです。ケイ砂と泥炭の混合土です。気温は夏若干暑く、冬は暖かい地中海性気候と思われます。

〜草体の構造〜

 捕虫葉はドロセラ類と同じく粘着液をもった腺毛がびっしりと備わっています。粘着力は強力で、筆者宅ではgorgoniasの葉に似つかないぐらい大きなハエを捕まえる事があります。自生地では茎が立ち上がり、高さ数十センチまで伸び枝が分岐する。茎は年数が経つにつれ、木質化します。

〜消化・吸収〜

 ロリデュラは消化酵素を分泌しないため、しばしば食虫植物かどうか疑われます。捕虫葉には「Bug」とよばれるロリデュラに集まる虫がおり、それらがロリデュラに捕まった獲物を分解して「Bug」が食後、捕虫葉の上で糞をしてロリデュラが糞の窒素分を葉から吸収したり、「Bug」に分解された獲物が根元に集まり、ロリデュラが根から吸収するという報告もあります。

 

2017. 6.25 rewrite

 

戻る