近況

2008年6月

〜June〜

29日

 今日は雨のち曇りでした。

 植物は雨が降っているので特に水やりはしていません。雨の為家の前に出していたネペンテス.ビカルカラータを興味深く見ていく歩行者が居られました、家の中にいたのですが窓を開けていたのですぐ分かりました。ハエトリソウも興味を引くようで、時々近所の方から声を掛けられます。
(^^;。気味悪がられるか、面白がられるか、のどちらかですね。

 柴田千晶著の「食虫植物栽培マニュアル」を昨日入手しました。天下ご麺に行った帰りに買いました(ちなみに近江塩鶏麺は少し塩辛かったな)。一般的な種類の栽培方法が解説されています。内容は特に真新しい事も無く、基本的な栽培方法が書かれています。この本を見ますと、やはり栽培は自生地を知る事が重要である事が強く感じます。ちなみにこのハエトリソウの花の写真があり、根元はハエトリソウじゃないような・・・花だけハエトリソウ??意図がよく分かりませんでした。

28日

 今日は曇りのち雨でした、久々の更新になりましたが、今週は仕事が色々と忙しく更新する気になりませんでした。来週はさらに忙しくなりそうで嫌になっちゃいそうですわ。
(^^;

 植物は海外産ムジナモが順調で分岐を開始しています。特にボツワナ産はリベンジです。秋までに沢山分岐させて冬越し成功させてやるぞ〜。ドロソフィルムの一つが突然枯死しました。昨年秋に蒔いた2年目株ですが、時々こういうことがあります。株が萎れてきたと思いきや2,3日で急速に株の中心を茶色にして枯れるのです。ドロソフィルムはこういったことがあるので複数株栽培が欠かせません。
 イビセラが開花しました。ちょっと早くないかな。。全体的にどの株も生育が悪いような気がします。もう少し肥料を与えてみようと思います。

22日

 今日は曇り時々雨でした、予報より大降りではありませんでした。

 蘭を植え替えようと思っていたら、雨が降ってきたので中止です。なぜか原種ファレノプシスのひとつが花茎の先端がありません・・・あでぇ・・・??まあおそらく花茎の途中から分岐してもう一度伸び始めると思いますが、気をつけましょう。案外ナメクジかもしれません。
 食虫植物では、ピンギキュラ.プリムリフローラ「ローズ」を植替えしました。日陰で管理してましたので調子が良いです。ピンギは苦手ですが、こいつだけは絶やしたくないので、不定芽などで殖やしたいと思います。
 JCPS食虫植物情報誌が7月に出るみたいですね、よかったよかった。

 夏に旅行の計画を立ててます、今回は一人旅を計画中で食虫植物も絡んできます。ただ盆ぐらいにしかまとまった休みが取れないので、今回は遠出することもあり飛行機の利用を考えています。時期的に飛行機の予約なども満席、空席待ちなどが多くなっています。みんな予約が早いですね。
(^^;

21日

 今日は曇り時々晴れでした、夜は雨がぱらついてますが、何とか大雨にはならずに済んでいます。

 梅雨でムシムシするのでホタルが家の近くでよく飛んでいます。久々にウォーキングをしていると3匹ほど住宅街を飛んでました。まだ自然が残っている証拠ですが、一匹連れて帰ってきました。もちろん写真を撮った後には逃がしましたが、ホタルの成虫期間は一週間と短いのです。


ホタル


ホタルの発光

 さて、食虫の方はムジナモが好調です。分岐が始まっており、藁をこまめに取り替えないといけません。雨水が入るとちょうど良い弱酸性になるのか、一番機嫌が良いです。雨も適度に降るといいんですが・・・
 食虫植物栽培本が今月発売する事を初めて某ブログで知りました(ある著者のブログですが)。色々情報が入りまして、6月23日に誠文堂新光社から柴田千晶先生が「食虫植物栽培マニュアル」のタイトルで発表されるようです。研究会関連が栽培本を出すのは「花アルバム-種類と栽培-」以来なので、非常に楽しみです。マニア向けか、初心者向けか、まだ分かりませんが買いですね。今年は来月にJCPS主宰の田辺氏が、9月にはJCPS編で栽培本が出るようで、4月の本と合わせると計4本の栽培本が出される事になります。「花アルバム」発売から12年、、今年は栽培本ラッシュですね。しかし、JCPSの6月号会誌が遅れているのが気になる・・・

20日

 今日は雨でした、夜は大雨でして、残業上がりに帰ったら土砂降りでした。大津は今晩だけで5時間で100mm近い雨が降っています、今晩中に100mmは超えそうです。ようやく梅雨らしい天気になりましたが、今後一週間は雨だけのようです。ドロソフィルムには辛い季節です。

19日

 今日は曇りのち雨でした。梅雨らしいムシムシした天気です。

 仕事は忙しいのですがそれなりにこなしています。まあ明日はもしかしたら早出するかも知れませんが。。
 昨日ハンガリー産、ボツワナ産ムジナモが到着しました。同時に水鉢も到着です。プラ製の小型のやつで、水が安定するかどうか微妙ですが、この夏はこれでハンガリー産を栽培しようと思ってます。早速水づくりをしました。水が馴染めばあと2,3日でムジナモを放流したいと思います。
 イシモチソウが枯れてきました。今月中には休眠しそうです。また9ヶ月ほど休眠するという何ともよく寝る食虫ですな。。

15日

 今日は曇りのち雨でした、夜に雨が降ってきましたが、何とかウォーキングの直後だったのでやれやれです。

 ウォーキングが1週間続きました。いや、健康危機の為なら歩くのなんか平気です。ただ今日は体が重かったのでいつもより短めにしておきました。それでも4km近くは歩いたかな。
 ネペンテス.ビカルカラータが大きな袋を付けてくれました。レッドタイプで日光が良く当たると真っ赤に染まります。うちでは数少ないネペンテスですが、夏になってきてラフレシアーナ、メリリアーナ、トランカータ、etc…が好調です。低地性しか栽培してませんので気が楽です。
 今週到着予定のムジナモの新水鉢を注文しました。鉢はプラスチック製のφ30cmの小さめです。本当は陶器製を買いたかったのですが、今回は棚に置こうと思っており、重量が気になったのでプラ製にしました。お供の植物はオモダカにしました。
 ロリデュラの播種をしました。先週に鞘が割れ、種子が覗きました。数は50粒近く採れたのですが、何か小さめのような気が・・・
(^^;。とりあえず30粒は播種しました。芽が出るといいな。一方5月に蒔いた種は15株発芽し、2つほどダメになりそうな以外は双葉〜本葉を展開し始めています。


真っ赤なNepenthes. bicalcarata

14日

 今日は薄曇でした。

 梅雨前線が南下しているため、大陸性の高気圧でカラッとした空気になっています。梅雨なのに乾燥注意報って・・・
 植物はサラセニアがどんどんスズメバチを捕らえています。スズメバチが筒をかじって頭だけ出して力尽きたもの、お尻だけこっちに向けてもがいているもの、何とかよじ登ろうとしているもの、、、他にも死骸を含めると結構今年は捕まっています。大スズメバチも昨日サラセニア.飛鳥4号の大きな筒で暴れていました(筒が広すぎて飛んで逃げてしまいましたが・・・)。今年はサラセニアがわりと好調で、昨年不調だった艶姿も筒を出しています。今がサラセニアの一番の鑑賞時期でしょうね。
 ピグミー.マンニーが初開花しました。白っぽい径1.5cmほどの綺麗な花です。花は一日花ですが夕方まで咲いており、割と寿命が長いでしょう。
 ムジナモが今週入って来る予定です。海外産のボツワナ、ハンガリームジナモです。ボツワナはリベンジです。昨年は秋に導入し温室で見事に冬越し失敗したので今年は一工夫する予定です。何より今購入するのがベストで、夏に分岐するとかなり数が増えると思います。ハンガリーはレッドタイプなので栽培したいのですが、こちらはピートモス溶液を好むようで、水鉢を別途用意しようと思います。あ、場所がないな・・・
(^^;

10日

 今日は晴れでした、梅雨の晴れ間ですがあまり暑くありません。

 仕事はボチボチに切り上げ今日も運動の為ウォーキングしました。といっても少し残務処理があったので帰るのが遅くなり、晩飯食ってからじゃ歩くのが遅くなりすぎるので、晩飯前に歩きました。本当、先週の診断結果に危機感を持ってますので当分続きます。ウォーキングのコースは何通りかありまして、昨日は鹿(田舎なので出ます)、今日はホタルが見られました。

 植物の方は、水やりだけですが、蘭のファレノプシス.ビオラセアの鉢にアリが巣食ったようで、小型のアリが無数に出入りしています。このままだと植物が弱るので、さっそく株ごとバケツに沈めてやりました。大半はこれで追いやる事が出来ると思いますが、明日アリが大量に浮き上がったバケツを見るのが怖いなあ・・・
(^^;
 モウセンゴケ類は夏の日差しが強くなってきたので半日陰に移しました。

8日

 今日は雨のち晴れでした、今年も我が家の玄関先にツバメが巣を作り始めています。うちの親は鳥が大嫌いなので防鳥ネットを買ってきて対策してますが、玄関なので防鳥ネットですべて覆うわけにもいかず、隙間から入って巣を建造します。
(^^;。私は微笑ましくてツバメの巣作りを見てますが、親が作りかけの巣を強制的に剥がしています・・・

 今日は温室の保温カバーを外しました。本当は先週片付けようと思ってましたが、外出が続いたので無理でした。今日は予報では雨の予報でしたが、思ったより天気が良かったのでカバーを外せたのです。ヒーターはまだ残しておきました。最低15℃まで下がる日は6月一杯はあり得るので、いつもヒーターを仕舞うのは6月末です。
 ついでにドロソなどを外に出しました。昨日は晴れの予報で曇り、今日は雨の予報で晴れ・・・天気予報は当たりませんな。
 温室の床の下にアシナガバチが巣を作っていたので、こちらは焼却処分にしました。
 サラセニアの捕虫葉で一部虫が捕まりすぎて筒の途中が腐りかけているのが一つ出てきました。大物ですとキイロスズメバチなどを捕まえています。

7日

 今日は晴れのち曇りでした。貴重な晴天と思いきや晴れたのは朝の2時間ほど・・・。梅雨だから仕方ないか・・・。

 今朝のムジナモを撮影しました。5月の危篤状態から抜け出し、本来の芽先丸々のムジナモに戻りつつあります。尤も昨年は水面に一杯ムジナモが広がっていたわけですから、まだまだですね。でも元気なムジナモを見ていると心が和みます。我が家ではやはりムジナモは藁がポイントになります。


これから暑くなるにつれ、ますます快調になるでしょう!

 一方、ハエトリソウも最近調子がいいです、掲示板の方に寄せ植え画像をのっけておきましたので、興味のある方はどうぞ。ハエトリソウは水ごけ植えが最も調子が良いです。花を咲かせると調子を崩すので我が家では花茎を切除しています。種子から殖やすのも手ですが、年数がかかりすぎます。京都レッドも今年は順調です、生水ごけ植えですので、芽が水ごけの下にならないよう時々水ごけをカットしています。京都府立植物園からいただいたハエトリソウは棘の部分が赤くなるので何とも面白いです。ただハエトリソウは各種苗商から色々なタイプが出ていますが、今一差がよく分からないのもあるので、その辺は微妙な所でしょう。ハエトリソウは普及種ですが、意外と継続栽培が難しくもあります。寄せ植えが一番管理がラクですね。

 夜、血糖値が気になっているのでウォーキングを始めていますが、途中ホタルを見かけました。点滅の仕方からヘイケボタル??捕まえられる距離でしたが、そおっとしておきました。ホタルを見かけると夏だな〜って思います。というか、それだけ田舎なんですけどね!?
(^^;

5日

 今日は曇り時々雨でした。

 健康診断の結果が返ってきました。さあて、、、

要経過観察!

何と血糖値が高め↑です。一応正常値内に収まっていますが、ギリギリという感じです。糖尿病予備軍の疑いの診断が・・・
orz...肉親で糖尿病持ちもいますので、ちょっと気をつけないと・・・ショックですなあ、とりあえず今出来る事として、間食をやめることにしました。いや、ホント。学生の頃は間食なんて全然しなかったのですが、社会人になって疲れもあり甘いものを摂る様になっていました。さらに思い返せば晩飯は仕事帰りなので夜9時過ぎなんて結構ありますし、その後に間食を摂っていた事もしばしばでした。いかんですな、今日から間食&ジュースを厳禁にします。まあご飯は程ほどに食べますが、食べすぎにも気をつけるようにします。腹八分目を意識したいと思います。糖尿病になったら美味しいもの食べられなくなりますからね・・・
(^^;

 植物は雨が降っていたので何もしていません。引き続きムジナモは順調そうです。しばらくしたら分岐が始まると思います。早く水面を埋めないかな??

4日

 今日は曇り時々晴れでした。梅雨の晴れ間となり貴重な日ざしでした。

 梅雨の間に気をつけるのがドロソフィルムの小苗の管理です。ご存知の通り、ドロソフィルムの小苗は日照不足に敏感で、1週間ほど雨が続いて日が当たらないと腺毛が白っぽくなり、日照不足のサインを出します。これがさらに続くと、花茎を上げるようになるのです。しっかり晴れの日ざしを当ててやります。
 これとは全然関係ないですが、ドロソフィルムの鉢を夜間動かしていた時にスルスルーっと何かが猛スピードで移動していきました。ムカデです。もちろん危険なので足で踏み潰しておきました。ムカデに噛まれたら大変なので、手を地面付近に差し出すときは、懐中電灯などで安全確認したほうがいいと思います。
 一方、雨で調子が良くなる種類もあります。ムジナモです。雨が降る日はアオミドロの発生自体も抑えられ、水質も弱酸性になるので、芽先が丸まって調子が良いです。秋までに水面一杯に広がる事を期待しています。昨年は7月中旬ぐらいからムジナモがやる気を出していた気がします。水鉢にはヤゴもいるので、ちょっとしたビオトープとなっています。2匹いますが、めだかには悪さをしていないのでそのままにしてます。

2日

 今日は曇りのち雨でした。予報どおり雨となり近畿〜関東は梅雨入りとなりました。これから約50日間は雨の季節となります。早く梅雨入りしたら早く梅雨明けするって訳でもないんですよね。。

 植物は雨が降っている為水やりも何もしていません。外に出しっぱなしにしていたビブリス.リニフロラの種子袋をずぶ濡れにしてしまいました。急いで乾かしましたが、うっかりしていました。

 食虫植物の栽培本が7月21日に出版されるようです。著者は皆様ご存知の田辺直樹氏です。4月に出版されたのは初心者向けなので、マニア向けの今回は非常に楽しみです。

1日

今日は晴れのち曇りでした。明日からほぼ毎日雨か曇りの日が続くようで梅雨入りが秒読み段階となってきました。

伊勢花しょうぶ園に行ってまいりました。今日から園内無料開放ということで、本当は昨日東海集会のときに参加したかったのですが、時間が取れなかったので今日にしました。初めて訪問しましたが、人は10人程度しかおられず、まだ初日だからでしょうか?花しょうぶもちらほらしか咲いていないのも原因かも。。食虫目当てで来る人は少ないのかしら・・・
 で、園内はサラセニアが5万株あるというのも頷ける広い敷地に株が大量に並んでいました。種類は主にレウコフィラ、フラバなのですが、ミノール、プルプレア、スカーレットベル、ハエトリソウ、他一般種が屋外、ハウスに整然と並べられています。特にハエトリソウはシャークティースタイプが多数並んでおり、一般種と化しているような感じです。私はフラバとプルプレアがかかった交配種を購入しました。八重咲きレウコもあれば欲しかったのですが、おそらく前日に水揚げされたのでしょう。


無数のSarraceniaが並ぶ


原種flava, leucophyllaが多い


Shark Teethが基本種??

 この週末はすっかり食虫三昧の時間を過ごす事ができました。今月は参加する集会はございませんが(さすがに浜田山は遠いしなあ)、次回集会に向けて英気を養っておきます。

 家の食虫栽培場はあまり観察できてませんが、イシモチソウが満開で白い花が一鉢に7つぐらい付けてとても綺麗でした。ドロセラなので一日花で夕方には閉じましたが、今が生育ピークです。今年は液肥の他、固形油粕を与えています、有機肥料なら肥料もゆっくり効くので、球根ドロセラには向いていると思います。肥料やけする事も無いでしょう。

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