浜田山集会 
in 高井戸

開催日;2016年9月25日


 高井戸で200回記念集会が開催され、顔を出してきました。最近は浜田山よりも高井戸や錦糸町で開催される事が多いですが、今回もやっぱり高井戸になりました。日帰り遠征のため朝早くの新幹線に京都駅から乗り込み、品川駅で下車。品川駅から高井戸駅までは乗り換えもあって、少し時間がかかります。今回はなるべく会場での座席を確保したかったので、10時前に入ろうと思っていました。高井戸駅ホームでGAB氏とバッタリ会い、挨拶。そのまま会場に入ると既に人で賑やかになっていました。受付は925氏が座っておられ、1週間ぶりのご対面です。とりあえず、座席は確保して少しだけ持って来ていた展示品と即売品を並べます。即売品はサラセニア、ハエトリソウなど万遍なく持ってきました。ラベルに値段を書いていなかったので、書こうとしたら、すぐにオーダーが入るぐらいの活況です。
 
 展示品は1週間前の東海集会と別の鉢植えですが、ナガバノイシモチソウとサギソウを寄せ植えしたもの、モウセンゴケ ヘテロフィラを出しました。展示スペースもすでにI氏やK氏、こっちゃん氏らが並べたものであふれていました。隙間にコソコソと並べます。この中で私の興味を引いたのが、ムジナモのペットボトル栽培です。この栽培法は満田氏の掲示板でも時々投稿されている新潟のムジナモ達人・K氏が紹介されていたのを思い出しましたが、うまく栽培出来れば栽培スペースをとらないので参考になりますね。もっと詳しい置き場所とか聞いておけばよかったなあ。こっちゃん氏が海外産のムジナモを格安で販売されていて、衝動買いしそうになりましたが、現在スイレン鉢に余裕は無く、冷静になりました。ペットボトルでいけるなら、トロ箱栽培もありかなあ。でも私のこだわり?として、水生植物は見栄えがするスイレン鉢で育てたいという気持ちもあるので、何とも難しいところです。
 
 東京のハエトリソウ名人、O氏が見えて、お久しぶりと挨拶。持って来ていたハエトリソウは野々山園芸産の普通のタイプという事でしたが、出来はすばらしく、ビッグタイプの変種かとおもうぐらいでした。都内、特に都心部でこれだけの出来栄えで栽培されるのは本当に尊敬します。住まわれている場所は以前私が住んでいた家からそれほど遠くなかったので、夏の暑さはほとんど変わらないはず。聞くとやはり腰水をしていないので、関西のタメ氏の栽培法も考えると、やはりハエトリソウは腰水無しが良いんでしょうね。
 
10時半頃ですでに会場は既に満席で、人でごった返しており、歩くのもままならないというのは大げさで無かったかも知れません。東京在住時代に知り合った愛好家数名とも、挨拶をしていました。鍵の君氏とも久しぶりに会え、尾瀬の至仏山のムシトリスミレの場所を聞いてみました。今年行く前に聞いておけば良かったなあ。
 
 お昼は近くのスーパーオオゼキに自生探検、山好きなK氏と一緒に行きました。K氏は来週末ちょうど尾瀬に行ってくるようで、相変わらずアクティブな感じでした。お昼にスーパーオオゼキに向かったのは訳がありまして、私が東京在住時代に懇意にしていたスーパーがオオゼキでした。ポイントカードも持っており、ポイントもまだ4000点近くあるので、ポイントでお昼を買おうとしたら、入り口近くのお寿司に目が留まりました。中々滋賀でイワシの握り寿司等は食べられないので、お寿司を買いましたが、なんとオオゼキのポイントカードは使えません、、、、。ということで貯まっていたポイントは使えませんでした。最終使用から3年間はポイントが有効のようなので、また高井戸で開催されるときに今度は間違いなくオオゼキで買い物します。

 12時半から展示品の説明があり、私も先に述べたナガバノイシモチソウとモウセンゴケ ヘテロフィラをPR。今回の即売でも感じましたが、最近モウセンゴケ ヘテロフィラは人気が少し出てきたようで、以前はほとんど興味を示されなかったので不思議なもんです。なお、自生地は壊滅状態らしく、もしかしたらムジナモみたいに栽培品が残るのかも知れません。我が家では爆殖なんですが・・・。
 
 講演会は展示品の説明が時間オーバーしたので、13時半から始まりました。ここからいつも通り私はビデオ撮影。一人目はW氏による奄美大島のコモウセンゴケの紹介でした。奄美大島は2009年の皆既日食の時に訪れていますが、その時は全く食虫植物は頭に無かったので興味深く見ていました。プロジェクターの調子が悪かったので色が正確に出ていなかったのが残念でした。二人目はいえきち氏によるボルネオ自生地報告、三人目は田辺会長によるコウシンソウの自生報告、トリはGAB氏のイギリスで開催された国際会議の報告でした。キュー植物園の紹介もあり、あのガラス温室はアンティーク感が漂っていて好きですね。驚いたのはダーリングトニアが外来種で湿地に勝手に生えてしまっているという写真でした。ある意味うらやましいですが、今国内のナガエモウセンゴケの特定外来生物の問題を考えると、あまり良い事ではありませんね。
 
 最後に、ジャンケンで競合する即売品をゲットする交換会がありました。私の展示品として持って来ていたナガバノイシモチソウは素焼き鉢植えで持って帰るのが重かったので、交換会に回しました。かなり人気なようで、ナガバノイシモチソウも即売用に準備したら面白いかも知れません。何と集会が終わるまでに私が持って来ていた即売品は全て売り切れました。即売品でゲットした代金は帰りの新幹線で食べた特上寿司に化けたのは言わずもがな、、、です。
(^^; 17時半頃に顔なじみの皆さんに挨拶をして会場を後にしました。朝10時からの集会はあっという間でした。浜田山集会は3年間、東京在住時に出席していたので私にとってはなじみのある集会です。今後もなるべく参加したいところですが、滋賀からの参加は中々難しいので、こういった年一回の記念集会に的を絞って出席出来ればと思います。もちろん、タイミングが合えば通常の集会も出たいですが・・・。新幹線等を乗り継いで22時前には帰宅。疲れた体にむち打って水やりをやった直後に雨が降り出したので、余計に疲れてしまいました・・・。

 



















今回入手したもの
なし

撮影機材;
NIKON D800 + SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (上段左はJ1 +
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6)

 

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