Dionaea

 

 


Dionaea muscipula 'Micro Dente'




Dionaea muscipula  '鈴木系'

 


Dionaea muscipula 'Sharks Teeth'






Dionaea muscipula 'Kyoto Red'



Dionaea muscipula 'Kyoto Red'






Dionaea muscipula 'Low round form'







通常、花を付けると弱るので切除する。





Dionaeaの寄せ植え仕立て
水ごけで駄温平鉢に植えると調子が良い、真夏は水切れ注意!






Dionaea muscipula ‘Yellow’
生育期間はほとんど赤く染まる事がない。名前の通り黄色っぽい葉。


学名;Dionaea muscipula(属名Dionaeaはギリシャ神話に出てくる女神「ダイアナ」より由来します)、モウセンゴケ科。

花期;4〜7月

栽培方法;こちら

〜豆知識〜

 〜自生地のようす〜
 一属一種のみで、和名はハエトリソウ、ハエジゴクなど。自生地はアメリカの東海岸のノースカロライナ州からサウスカロライナ州にかけてです。イネ科植物などが茂る湿原に自生し、よくサラセニアと混生しているようです。真夏は強い光線も周りの植物にやや遮られ半日陰の状態になります。現在は州法で特別保護をされています。

 〜草体の構造〜
 茎はごく短く、5〜10枚の葉をロゼット状に伸ばします。平たい葉の先端には二枚貝のような捕虫葉がつく。捕虫葉にはするどいとげが多数生えており、獲物を逃がさない役割を持ちます。春から夏にかけて旺盛に成育し1〜3cmぐらいの捕虫葉をつけるが、晩秋から冬の間は小さな捕虫葉しかつけません。ハエトリソウの捕虫器には普通片面に3本両面合わせて6本の感覚毛が生えています(小さな葉だとこの限りではありません)。この感覚毛は受けた刺激から「捕虫器を閉じよ!」という電気信号に変換し、捕虫葉全体に伝達させます。感覚毛は一回の刺激を与えただけでは反応せず、2回目の刺激で反応します。あまり刺激の間隔が長くなりますと閉じにくくなります。捕虫葉が閉じるのは葉の外側と内側に圧力差が発生し、外側からの圧迫により閉合運動を行うからです。つまり、ハエトリソウは両葉片の伸び縮みによって開閉されるのです。その速さは0.5秒で行われるので虫にとってはえらいことです。温度が高いと閉じるスピードも速くなります。

 〜消化・吸収〜
 ムジナモと同様に狭さく運動で獲物を締め付けて圧死させます。捕虫葉の内側の無柄腺より消化液が出る。消化液は酸性でプロテアーゼ、酸性フォスファターゼ、アミノペプチダーゼの存在が確認されています。しばらくして無柄腺は消化液の分泌をやめて獲物の分解産物を吸収し始める。消化・吸収が終わると、再び捕虫器は開きます。なお、捕虫活動は限りがあって一枚の捕虫葉につき2〜4回ぐらいです。

 ハエトリソウは一属一種でも突然変異や選別などにより、いろんな品種や栽培品種が出てきています。でもあまり違いが良く分からないものもあります。。。(^^;

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